最近またちょこちょこ使い始めた鉄瓶。
使い始めの頃、ついうっかり沸かしたお湯を放置してしまい、意図せず鉄瓶の中を錆びさせてしまったことがありました。
そのときは本当にショックでした!
上手に育てていきたいと思っていたのに…。
でも大丈夫です!
今でもその鉄瓶は問題なく使えています。
ということで今回は、鉄瓶が錆びてしまってもあわてない!錆びてしまったときにできるお手入れ方法をご紹介します。
目次
鉄瓶が錆びる原因
鉄瓶の内側が錆びる主な原因
- 鉄瓶の内部を素手で触る
- 鉄瓶の内部を洗剤や金たわしで洗う
- 沸かしたお湯を鉄瓶の中に入れたまま長時間放置する
- 鉄瓶に水を入れたままにする
鉄瓶の外側が錆びる主な原因
- 鉄瓶本体を素手で触る
- 鉄瓶本体を洗剤や金たわしで洗う
- ガスコンロの直火
- 油などがはねる場所に保管している
鉄瓶が錆びてしまったときのお手入れ方法
鉄瓶の中が錆びてしまったときのお手入れ方法
鉄瓶は正しく使用していても、内側に赤い斑点状の錆びが出てきます。
しかし、内側が赤くなってもお湯が赤く濁らなければ問題なしです。
もし、お湯が赤く濁る場合は、何度か繰り返しお湯を沸かして様子をみましょう。
それでもお湯が赤く濁る、お湯が透明になっても鉄の味がする、というような場合は以下のお手入れ方法を試してみてください。
- 緑茶をティーバッグなどに入れ、鉄瓶に水と一緒に投入し30分程度煮出します。
- これをそのまま一晩放置します。鉄分とお茶のタンニンが反応してタンニン鉄になりお湯が黒くなります。
- 翌日、鉄瓶の中の黒くなった水を捨てます。
- お湯を沸かしては捨てることを繰り返し、お湯の色が透明になったらOK
お湯が濁るようなら、この工程を繰り返し行うといいと思います。
しかし、どうやっても鉄瓶から赤く濁った水が出てしまう場合は修理することを検討した方がいいかもしれません。
ちなみに、わたしの場合は、どうしても一晩放置するのが怖くて。(さらに錆がひどくなったらどうしようって…)
なので一晩放置はできず、緑茶を煮出してはお湯を捨て、また煮出して…という工程を何回か繰り返しました。
この工程はかなり時間もかかり、とても手間に感じました…色んな意味で余裕があるときに行うのをおすすめします。
ところで、赤く濁ったお湯を飲んでしまったとしても健康を害することはないそうです。
とはいっても、赤く濁ったお湯はお茶の色が悪くなり、美味しくないと思うので飲まない方がいいと思いますが…。
鉄瓶の外側が錆びてしまったときのお手入れ方法
鉄瓶が熱いうちに、緑茶を染み込ませた布で鉄瓶の表面をポンポンと叩くようにして拭きます。
これにより光沢が出て、風合いもよくなるようです。
わたしも何度かやっていますが、たしかに独特の光沢が出ました。
これは変色や汚れなど、気になったときに行えばいいと思います。
外側はそんなに神経質になってお手入れする必要はないようなので、できるときに乾いた布で拭いたり、緑茶を染み込ませた布でポンポンしましょう。
まとめ
使用後は必ず乾かす、水を入れっぱなしにしない等々、鉄瓶が錆びないように注意することが大切です。
使用していれば赤い斑点状の錆びが出てきますが、沸かしたお湯が赤く濁っていなければ問題ないので、余計なことはせずそのまま使い続けましょう。
もし、どうしても沸かしたお湯が赤く濁ってしまう…ということがあれば、今回ご紹介した方法を試してみてください。
そして、外側のお手入れは気が向いたときに…拭き拭き…。
鉄瓶のお手入れは手間に感じることが多いですが、その手間も鉄瓶を使う楽しみのひとつではないでしょうか。
My鉄瓶、これからも大切にしていきたい!
以上、鉄瓶が錆びてしまったときのお手入れ方法でした。
ご参考になれば幸いです。
コメントを残す