わたしが以前からずっと気になっていた「ステルトンのクラシックバキュームジャグ」
数年前から可愛いなぁ~って思ってました。
色々と悩んだあげく、最近ついに購入してしまいました!
購入してからは毎日使っています。
買ってよかったです!
以前はお茶を飲むときに、その都度、電気ケトルでお湯を沸かしていましたが、それが手間に感じたり、沸かしたお湯が残ったりして無駄になっている気がしていました。
今は電気ケトルや鉄瓶で沸かしたお湯をステルトンに入れてお茶を飲んでいます。
今回は、ステルトンのクラシックバキュームジャグを実際に使ってみた感想と気になる保温性についてまとめたいと思います。
ステルトンのクラシックバキュームジャグのデザインは素敵だなと思っているんだけど、実際のところ保温性とかはどうなんだろう?使いづらいこととかないのかな?等々、気になっている方に参考にしていただければと思います。
目次
ステルトン クラシックバキュームジャグの基本情報
クラシックバキュームジャグは、デンマークの優れたデザイナーのひとりであるエリック・マグヌッセンによって1977年にデザインされました。
ステルトンのアイコン的存在です。
ガラス製の卓上用魔法瓶
熱い飲み物、冷たい飲み物どちらも入れることができます!
わたしの持っているバキュームジャグは1Lのタイプ、色はダスティグリーンです。
容量が0.5Lのタイプもあって、色のバリエーションはとても豊富!
どれにしようか迷っちゃいますね。
毎年、新色も発売されるみたいです。
2種類ある蓋が便利
蓋は卓上用ストッパーとピクニックストッパーの2種類があります。
卓上用ストッパーは傾けるだけで注ぐことができる優れものです!
ピクニックストッパーは持ち運ぶときや保温用に。

左がピクニックストッパー、右が卓上用ストッパーです
すべての部品が交換可能
すべての部品にスペアパーツが用意されていて、万が一こわれてしまっても、部品を交換してまた使用することができます。
これは使用する上で安心ですよね。
ほぼ一生モノにできそうです。
使用上の注意とお手入れ方法
取扱説明書に記載の注意事項・お手入れ方法を抜粋
- 飲み物はガラスフィラーのふちより3㎝くらい少なめを目安に入れる。
- ドライアイスや氷、炭酸飲料は絶対に入れない。
- 牛乳、果汁、果肉、お茶の葉は入れない。
- ガラスフィラーは間を真空にした薄い二重ガラスでできているので、落としたり、衝撃を与えると破損する恐れがある。
- 急激な温度変化によってガラスフィラーが破損する場合がある。
- 洗浄は水ですすぐ。
- 必要であれば、水に少量の粗塩を加え、上下に数回振り、再度水ですすぐ。
- 頑固な汚れは少量の台所用洗剤をお湯に溶かしたものを注ぎ、しばらく置いてから水ですすぐ。
サイズ・容量・重さ(1Lタイプ)
実際のサイズ感はどんな感じか?気になるところだと思いますので、わたしのバキュームジャグを測ってみます。

直径は10.5㎝です

高さは30㎝です

注ぎ口は3.5~4㎝です
続いては容量について、最適容量は850mlと記載があるんですが、実際どのくらい入るのか…?
計量カップで1Lの水を入れてみました。
1L入れると…もう目一杯です…いや、溢れています。
やはり説明書通りに850ml程度がよさそうです!
そして重さです。
本体は空にして測定しました。
卓上用ストッパー使用時…887g
ピクニックストッパー使用時…918g
材質
中ビン(ガラスフィラー)のガラス:ソーダ石灰ガラス
胴部(ボディ):ABS樹脂
口金(スパウト):ポリアセタール樹脂
ふた(卓上用ストッパー、ピクニックストッパー):ポリプロピレン樹脂
中栓パッキン(ガスケット):合成ゴム(SBR)
ステルトン クラシックバキュームジャグの気になる保温性は?
ステルトンのバキュームジャグというと、サーモスなどと比べて保温性が…と言われることが多いと思います。
取扱い説明書には、ピクニックストッパー使用時:40℃以上(24時間)、60℃以上(10時間)と記載されています。
実際にどうなのか調べてみようと思います。
ステルトンのクラシックバキュームジャグの保温性を検証
電気ケトルで沸かしたお湯をバキュームジャグに入れ、そのお湯の温度変化を確認していきたいと思います。
電気ケトルで沸騰させたときのお湯(800ml)の温度は約96℃
そのお湯をバキュームジャグに入れたときの温度が開始時の温度約95℃です。
このときの室温は約25~26℃でした。
蓋はピクニックストッパーです。
- 開始時……約95℃
- 4時間後…..約83℃
- 8時間後…..約75℃
- 12時間後….約67℃
という結果になりました。
わたしの感想としては、これで十分ではないかと思うのですが…
ステルトン クラシックバキュームジャグを使ってみて
実際にバキュームジャグを使ってみた感想を書きたいと思います。
わたしの場合は、基本的に沸かしたお湯をバキュームジャグに入れて、お茶を飲むときにそのお湯を使ってお茶を淹れて飲んでいます。
蓋は主にピクニックストッパーを使っています。
ピクニックストッパーは慣れるまで、これで閉まってる?って感じがありました。
クルクルクルって回して閉まる感じではなく、クルって感じで閉まっているので、えっ?これで本当に閉まってる?って感じがしていました。
ピクニックストッパーを使用するときに注意したいのは、注ぐときに必ず蓋を押さえながら注くということです。
一度押さえるのを何故か忘れてしまい…ものすごい勢いでお湯がこぼれました!とても危ない!そして後片付けが…最悪です…
あと、ピクニックストッパーを使っていて、入れたお湯をそのままずっと放置して長時間保温すると…はっきりどのくらいの時間だとは言えないのですが、圧力の関係でしょうか?蓋が異常にかたくなって開けられない!ということになるんです…最初は全然開かなくてかなり焦りました!
だいたい前日のお湯を入れたままにして翌日に蓋を開けようとすると、かな?いつもではないのですが、放置しすぎるとそうなることがあります。
保温性に関しては、わたしは全く問題ないと思っています。
ぬるくなってしまう前にだいたい飲み切ってしまうくらいなので…
サイズも大き過ぎると思ったことはありません。
むしろ、もう少し大きい容量のサイズがあってもいいなと思うほどです。
ただ、内部がガラス製なので、割らないようにって気をつけないといけないのが少し大変でしょうか…
あと卓上用ストッパーは普通に持ち上げて外そうとしても外れません。
外し方を知らなかったときのわたしは、ジャグを逆さまにして外していました…
中に入った飲み物もこぼれてきて最悪です。
正しい外し方は、ストッパーの小さなマル印を押しながら時計回りに回転させると外せます。
まとめ
ステルトンのクラシックバキュームジャグは保温性も含めた機能性も十分問題ないと思います。
2種類ある蓋も便利です。
内部がガラス製なので、それに応じた取り扱いをする必要がありますが、慣れれば問題ないように感じます。
すべてのパーツが交換可能で、末永く使用できるところもポイントだと思います。
そして、何より40年以上も前にデザインされたものだとは思えないほど、時代を超えて愛され続けるデザイン!
ずっとお気に入りで使い続けることができると思います。
これからも大切にしていきたいです。
以上、ステルトンのクラシックバキュームジャグについてでした。
ご参考になれば幸いです。
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