酒さの症状はずっと落ち着いていたのですが、何がキッカケになったのか鼻の頭と鼻の下にブツブツが出てきてしまいました。
だんだん治らなくなって、症状は悪化。
結局、皮膚科を受診することに。
受診のときに先生から何か原因として思い当たることはないか質問されましたが、そのときは何も思い浮かびませんでした。
しかし、改めて過去を振り返ってみると、もしかしたら…と思うことがいくつかあったのです。
ということで今回は、鼻に再発したブツブツの原因は何だったのか、わたしなりに考えてみたことを記事にしたいと思います。
目次
鼻のブツブツ再発の原因は何だったのか?
日焼け止め
わたしは普段、顔や首に塗る日焼け止めは紫外線散乱剤のタイプを使用し、手や腕などの身体に塗るのは紫外線吸収剤のタイプを使用しています。
しかし、あるとき、いつも使っている顔用の日焼け止めがなくなってしまい、困ったわたしはとりあえず身体に塗っている日焼け止めを試しに塗ってみることにしました。
塗ってみて、まず思ったのは「塗っても塗っても顔がまったく白くならない!」ということ。
紫外線散乱剤のタイプの日焼け止めは塗ると少なからず顔が白くなってしまうので、重ね塗りをしてもまったく白くならないというのは塗るのがとても楽でした。
気になったことと言えば、紫外線吸収剤の独特のにおいくらいで、肌に違和感を感じることもありませんでした。
わたしは「もしかして意外と紫外線吸収剤でも大丈夫なんじゃない?」と思い、その塗りやすさからそのままその日焼け止めを使い続けました。
特に何の問題もなく使っていたのですが、使用を始めて3ヶ月くらい経った頃でしょうか?
ある日のこと、「うーん、顔がかゆいかも?」
「頬がピリピリするような…ほてるような気がする…」
それから何回か塗ってみましたが、やっぱりかゆみやピリピリ、ほてる感じがありました。
そして、前より顔が赤くなっているような…
これはもう使用しない方がいいかも…
塗るのをやめました。
それから間もなく鼻のブツブツが出現。
この紫外線吸収剤のタイプの日焼け止めが鼻のブツブツを引き起こしたのか…?
それはわかりません。
しかしながら、紫外線吸収剤の日焼け止めを塗ったことで肌に影響が出たことは間違いない。
紫外線吸収剤は紫外線を吸収して影響の少ない熱やエネルギーなどに変換、放出することで、紫外線から肌を守ってくれます。
しかし、紫外線吸収剤はまれに肌のかぶれを引き起こすことがあり、かゆみや赤みが生じる可能性があるとのこと。
確かにわたしも、かゆみや赤みの症状が出たのでした…
わたしが使っていた日焼け止めのメインの紫外線吸収剤の成分は「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」という成分でした。
この成分によってわたしはかゆみやピリピリ感、ほてり、赤みが生じたのかもしれません。
肌への影響が疑わしいものは避けるべき。
それからは顔や首には必ず紫外線散乱剤のタイプの日焼け止めを塗るようにしています。
ストレス
わたしは鼻のブツブツが出る以前にショックな出来事があったんです。
ある日突然、母がわたしの目の前で倒れました。
まったく想像もしていなかった、あまりに突然の出来事で、しばらくこの現実を受け止められなかったほど衝撃的でした。
母は脳出血でした。
しばらく入院したら治るというようなものでもないので、これからどうしていったらいいんだろう…と様々な不安が襲ってきました。
それからわたしの生活は一変。
それまでは子育てすることで精一杯だったわたしに、母のことが重くのしかかってきました。
しかし、悩んでる暇はなく、お見舞いに行ったり、本人に代わり様々な手続きをしなくてはならず、毎日とても忙しく過ぎていきました。
ストレスは酒さの悪化要因のひとつといわれています。
今考えると、母が倒れてしまったことはわたしにとってかなりのストレスになっていたと思います。
わたしがやるしかない!という思いで、母のことを一手に引き受けていました。
しかし、子育てをしながら母のこともこなしていたので、今までにない程のストレスを感じていたと思います。
これが原因となったのかわかりませんが、母が倒れてから1〜2ヶ月経った頃だったか?鼻のブツブツが出現しました。
アルコール
わたしはお酒が大好きで、特にビールをいつも飲んでいました。
しかし、腹痛に悩まされるようになってからは、ビールを飲むと腹痛がひどくなる感じがあって、お酒を飲むことはやめていました。
そのまま半年ほどはお酒を飲まずに生活していたのですが、きっかけは忘れてしまいましたが赤ワインを飲むようになったんです。
赤ワインは飲んでも腹痛はひどくならない感じがして、ワインなら大丈夫そうだと、それからはお酒を飲むときは赤ワインを飲んでいました。
今までビールを飲んでも頬が真っ赤になることなんてほとんどなかったのですが、赤ワインは少し飲んだだけでも真っ赤になるんです。
それは飲み過ぎて酔っ払って赤くなっているという感じではない…
極端に言うと、ひとくち飲んだだけで真っ赤になってくるんです。
これはおかしい…
しかし、この頃のわたしは酒さよりも腹痛に悩んでいて、症状がずっと落ち着いていたこともあり酒さに対してはかなり無頓着になっている部分がありました。
そして、頬が真っ赤になっても翌朝には落ち着いていたので、なおさら気にすることもなくいつも赤ワインを飲んでいました。
そんなある日、鼻のブツブツが出現しました。
鼻のブツブツを治そうと試したこと
鼻のブツブツ再発の原因として疑わしいものを避ける
日光は酒さの悪化要因といわれているので、日焼け止めは欠かさず塗るようにしていました。
肌の異変を感じたので紫外線吸収剤のタイプは使用を中止、紫外線散乱剤のものを使用。
紫外線散乱剤の日焼け止めを塗ることでブツブツが悪化しているようには感じなかったので、日光の影響を避けるためしっかり塗っていました。
しかし、紫外線散乱剤の日焼け止めに切り替えても、鼻のブツブツが改善することはありませんでした。
母が倒れてすぐの頃は、何が何だかわからず、もがき苦しんだような感じがありましたが、だんだんと母のことを受け入れることができるようになって、それまで感じていた漠然とした不安も和らいでいったように思います。
ある意味、慣れたというか、覚悟ができたという感じなのか。
ですので、時間の経過とともに感じていたストレスも薄れていき…
母が倒れてから3〜4ヶ月ほど経った頃にはそれほどのストレスは感じていなかったように思うのですが…
結局、いつまで経っても鼻のブツブツが良くなることはありませんでした。
赤ワインを飲むと顔が真っ赤になっていたので、飲むことをやめて様子を見てみることに。
とりあえず2週間程度、赤ワインはもちろん他のお酒も全て我慢しました。
少しブツブツが落ち着いたような感じはあったのですが、それが治っていくことはなく…
症状が治らないと知ったわたしは、また赤ワインを飲み始めてしまいました…
今思うと一番怪しい要因なんですが。
新たに取り入れてみたこと
酒さに対するものではないのですが、皮膚疾患に悩まれている方のブログで紹介されていた「ビオチン療法」
何となく酒さにも効果がありそうな気がして試してみようと思いました。
わたしのオリジナル療法が過ぎたのか?
1〜2ヶ月試してみましたが、鼻のブツブツが治ることはありませんでした。
酒さは再発させないことがとても大切
再発した症状の改善には治療が必要だった
結局、あれこれやってみましたが鼻のブツブが完全に治ることはなく、わたしは最終的に皮膚科へ受診することになったのです。
→関連記事「【酒さ治療記録】治らない鼻のブツブツ 久しぶりに皮膚科を受診してみた
わたしはこの経験から、酒さとうまく付き合っていくには、症状を再発させないということがとても重要なことであると改めて痛感しました。
それは、一度再発してしまうと、そのキッカケとなった要素を取り除いたとしても、その症状は自然に良くなることはない…そうなのではないか?と思ったからです。
再発させないために
わたしの鼻のブツブツのきっかけになったものは何だったのか…
紫外線吸収剤?
ストレス?
赤ワイン?
このうちのどれかが影響していたのか?それともこれら全てが影響した?
はたまた全く別の原因があったのかもしれません。
結局、原因を特定することはできませんでした。
しかし、これらがわたしの酒さに対して影響を及ぼした可能性も否定できません。
そのため、これらはわたしの酒さを悪化させる原因のひとつとして認識しておく必要があると思いました。
まずは「自分の酒さは何がきっかけで悪化するのか」を知る。
そうすれば、症状が悪化するリスクを減らせます。
わたしの場合は、まず赤ワインをやめることから始めないといけないのだろうと予想します…
とりあえず、赤ワインを白ワインにしようと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
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